家に帰ると、明かりがついていた


零央、待ってるだろうな…


恐る恐るリビングを覗くと、不機嫌そうな零央の姿があった


「ただいま…」


「なにしてたんだよ?」


「えっと、お姉ちゃんのマンションに行ってました…」


私は正直に話した


蓮くんに会ったということは伏せて