夕食も終わり、お風呂にも終わり、夜のお楽しみタイムが始まった


普通ならここで、同室の子と怪談や恋バナなどを楽しむところ


だけど私は…


「さ、賢人のとこ行ってこよ♪」


「本当に行っちゃうの?」


扉に手を掛ける美奈を呼び止める


「安藤くんを連れてきてあげるから」