「零央、今日は修学旅…」


私の言葉は零央のキスによって塞がれた


長くて甘いキスに酔いかけていた


「だめ、遅刻しちゃうから…」


すっと零央から離れた


「続きは向こうでな」


ちゅ、と頬にキスを落とし、布団から出て行った


「じゃ、先に玄関で待ってるね」


零央の部屋を後にした