それだけ言って、私の頬に触れた


ドキッ…


こんな近くで王子の顔を…!!


「じゃ、私たちは新しい家で暮らすから、なんかあったら連絡してね~」


お母さんはそそくさと出て行った


「零央くん、うちの妹、可愛がって鳴かせてあげてね?ベッドの上で」


お姉ちゃん…!!!


私と海斗は目を見開いた