「大丈夫だよ、夏だし」

そんなに冷えることはないだろう


私は玄関に向かい、靴に履き替えながら言った


すると零央は小さくポツリと呟いた


「胸元あきすぎじゃねぇの?」


「へっ?」


「まぁいい、いってらっしゃい」


思っていた反応とは違い、なんだか素っ気なかった


なんなの…?