『あの…お話しがあるんですけど』

『?何?』

『突然なんですけど、百合さんと結婚させてもらえないでしょうか!』

『!?
ほっ、本当に突然ね。百合に頼まれたの?』

『いえ、違います。僕が一人で考えてだした答えです。』

『そう……』
と一言呟いた。沈黙が続いて周りの騒音が妙に耳に入る。

『あの子…』

『はい…』

『結婚できるんですね…ふつつかな娘ですがよろしくお願いします』
と涙を流しながら言った。


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