どうにかこうにか仕事を終わらせ、家に帰ってきた、が。



『…あれ。どうやって帰ってきたっけ…』



記憶がない。



あぁ!!もう!


莉乃があんなこと言うからだよ。


今までは思い出すだけで過呼吸になっちゃってた。




『…それがないってことはもう大丈夫ってことだよね。』