―――――…… ―――――――……… 『…ん』 あたしが起きたのは夜中。 長い長い夢を見ていた。 まだ幼い恋をしていたあの頃の。 『やだなぁ。今更こんな夢、見るなんて』 のどが渇いたと思い、台所へ向かう。 自分の好きなお茶を飲みながら、ケータイを見てみる。 『―っえ?…な、んで』