昼休み。


何気なく、ケータイを見ると着信が10件あった。


…すべて優也くんから。

また、訳の分からない不安があたしを襲う。


〜♪〜…♪〜


………また優也くんだ。

出なきゃ、そう思うのに指が動かない。




それでもまだ鳴り続ける。




やっとの思いで電話に出る。でも声が出ない。