そのままベッドに流れこんで
自分の不安だった気持ちが礼奈にバレないように抱く。

「礼奈って酔っ払うと積極的になるねんな」

イタズラに微笑むと真っ赤になる礼奈。

さすがに酔いも覚めたか…

そのまま左腕に礼奈の温もりを感じたまま
眠りについた。




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日曜日の夕方。

礼奈と近くのスーパーに買い物に出かけた。

俺がいない平日でも夜中にコンビニなんかに行かなくて良いように
食材を買いだめ。

…って俺は礼奈の保護者かっ…

でも放っとくとカップ麺ばっかりやからなぁ〜

温めるだけで食べれるように作り置きや冷凍しといてやるかぁ

なんて考えながらカゴに食材を入れていく。

「何人分あんの?!」

驚く礼奈も無視して野菜を中心に。





買い物が終わって礼奈んちでご飯作りを始める俺。

退屈な礼奈はテレビに夢中。

キッチンで鼻歌まじりに料理してる俺って…

店では絶対見せられへん姿やなぁ

「なぁ〜」

そんな俺に後ろから声をかける礼奈。

「うわ?!…どーした??」

気配に気付かなくて驚く俺。

「紘…楽しそうやなぁと思って…
ご飯つくる仕事してみたら??」