最初は唇に何度も何度もキスをして

首筋から鎖骨へとだんだん下りて行く。

礼奈が漏らす甘い吐息が 俺を加速させる。


「ごめん…優しくする余裕ないかも…」

なんてダサダサなセリフを漏らす俺の頬にそっと手を置いて

「…うん…大好き…」

真っ赤な顔で潤んだ瞳で言うなんて
反則。

もう自分をコントロール出来なくなった俺は
無我夢中で礼奈を愛した。



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「んん〜」

ふと左腕の重さを感じて目が冷めた。

礼奈が寝返りをうち 抱き付いて俺の背中に手を回した。

そんな礼奈をそっと抱き寄せて
包み込む。

礼奈の香りに包まれる俺。

そんな俺に抱き付いて眠る礼奈が可愛いくて…

お互いの体温を感じながら また 眠りについた。







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朝の眩しい日差しが眠りから現実へと引き戻す。

俺はいつも昼間に寝るから 遮光カーテンだけど
礼奈んちのカーテンは普通で…

それでもお構いなしに寝てる礼奈はすごいと思った。