週明けに舞に報告。

「良かったやん!
でも店呼ぶ様なそぶりとか貢がされそうになったら
言うんやで?!」

「う…うん…」

やっぱり持つべきものは友やな!!
舞がいると安心。

「あ…でも…」

言いにくそうにする舞。

「ん?」

「あのさ…ナオちゃんは紘斗さんの店の
従業員のお客なわけやん?
しかもナオちゃんは付き合ってると思ってる訳やし…
…まずくない?」

「…あ…」

そぅ言えば…
店に紘斗さんが来てくれてる時に紘斗さんが
"今度はテツも連れて来て"
ってお願いされたって言うてたなぁ〜…

「ナオちゃんからしたら絶対面白くない話やから
言わん方が良いと思うで?」

「でも…」

そっか…

でも嘘つくのは苦手やし…

「わざわざ嘘つかんでも とりあえず黙ってたら?」

「うん…」

"何かあったら相談乗るから"
そう付け加えて舞は笑ってピースした。