「……ムカついたんだょっ!!」 1人の女が喋りはじめた。 「柏木は、私の岡田様を奪おうとしたのよっ!!」 岡田…二年生だったかな……。 「その岡田って奴は、あんたの彼氏かなんかかよっ!!」 そこが1番の問題だ。 もし、こいつの彼氏だったら、藍樺が不利になる。 それに、それがガセだったら、こっちが有利になる。 賭けてみよう……と思い、聞いてみた。 「ち、違う……彼氏じゃない。」 「で、でもっ!!私達の岡田様よっ‼!」