車に乗せられて早15分。 藍樺の家へ向けて、蒼夜が車を飛ばしてくれた。 心配だな…。 何があったんやろ……。 移動中はそんな事しかかんがえられなくて、 藍樺泣かせたりでもしたら、 もしそいつが男だったら、ぶっ殺すって気持ちだった。 蒼夜も、気を遣ってか、喋りかけてこなかった。 ~30分後~ ♪ピーンポーン♪ インターホンをならす。 藍樺………。