学校までの通学路、私は渚に昨日の事を話した。そして、七年前の出来事も……。


「……で、その初恋の人ってのが、大澤先生って訳?」


「うん……」


「今、あんたは大澤先生のこと、どう思ってるの?」


今は……今は…。


「す、す好き……」


「だったら、良いんじゃない?突っ走っていきなっ!!」


渚……。


「ありがとう……。」