「し、知ってるもん!」


本当は知らない


だけど、強がりな私は反対の事を言ってしまう



「ふーん…じゃ行けば?」

「い、行くよ…」


そう言って一歩足を踏み出したけど


わ、分からない…

どうしよう…



立ち往生していると、後ろからため息が聞こえてきた