「えっ?ちがっ」




理生くんは鋭い目つきで私を見ていた。





びくっ





「俺ら別れようぜ。ってか付き合ってるって思ってたのは俺だけだったんだよな?」





な、なんでそうなるの?




理生くんは屋上から出て行った。





「あら、かわいそうに!!大丈夫??あはははは」






クラスの女子が馬鹿にしてくる。





「やっぱりあんたなんか理生くんには似合わないんだよ!!」





クラスの女子も笑いながら屋上から出ていった。





「うぅ....理生くん.....」





私は久しぶりに声を出して大泣きした。