でも、日に日にいじめはひどくなっていく...。
筆箱の中に画鋲を入れられたり、トイレに閉じ込められたりもした。
いつもさとえが助けてくれた。
なんとか理生くんにもばれずにやってきた。
でも、もう精神的に限界だった。
「矢野さん!ちょっといいかな??」
同じクラスの岡本君に呼ばれた。
この時クラスの女子がクスクスと笑ったのに私は気がつかなかった。
私は岡本君につれられて屋上まで来た。
「あのさ。俺、ずっと矢野さんのことが好きだったんだ!!付き合ってくれないかな??」
「ご、ごめんなさい!!わたし....。」
「そう言うと思った。でもせめてキスさせてくれない??」
ニヤッ