ふと机をみると、理生くんとの思い出のプリクラ、指輪、ストラップ……。 よけい涙が止まらなくなった……。 次の日。 理生くんのお葬式……。 私は涙が止まらなかった…。 さとえが心配してくれた…。 でも、もう私はだめです……。 立ち直る気力もないです……。 理生くん、こんな弱い私でごめんね……。 お葬式の帰り道。 「私も連れて行ってくれたら良かったのに…」 私は、ボソッとつぶやいた。 パチンッ