「おい!こいつ困ってんだろ!!」
なんと莉緒くんがしゃ、しゃべった!!
って人間なんだからしゃべるか!!
なんて乗りつっこみをしていると莉緒くんに話しかけられた。
「あの、ごめんな!昨日怒鳴って。なんつぅか、あん時はイライラしてて。」
「あぁ。ぜ、全然大丈夫!き、気にしないいで!」
ま、まさか誤ってくれるとは....。
「あっ!自己紹介まだだったな。俺は理生。ってたしかお前も莉緒だったよな?」
「はい!!」
「あはは。敬語じゃなくていいって!ってか同じ名前とか奇跡だよな!!」
「うん。」
き、緊張して上手く喋れない!!
っていうか理生くんってイメージと全然違うかも。
怖くないし、っていうかどっちかと言うと優しいかも?