「じゃ、俺、作るわ!!」




また、理生くんが作る事になった。





手伝った方がいいかな?




「莉緒は休んでていいからな!!」




理生くんが私の気持ちに気付いたように言った。




「はーい」




理生くんが夜ご飯を作り始めた。





もう、怖くないのに体の震えが止まらない…。





目をつむると、さっきの男の人の顔がフラッシュバックする…。





こ、怖い、怖いよ……。





こんなんじゃ、ダメだ…。





みんなに心配されちゃう!!しっかりしなきゃ!!





「ご飯出来たぞ!!」