理生くん!助けて…。





叫びたいのに声が出ない…。




すると、いきなり男の人が腕を掴んできた。




嫌っ!!




「い、んん……っ」




嫌っと叫ぼうとしたのに、男の人に手で口をふさがれた。




いや、怖いよ!!





理生くんは遊びに夢中でこっちの様子に全く気づいていない。





私はひと気のない日陰でに連れてこられた。





やっと口をふさいでいた手をどかしてくれた。





叫ぼうとしたその時、首筋にヒヤリとしたものが当たった。





な、何?




私は恐る恐るヒヤリとしたものが何かを確認した。