「怜菜…我慢してるでしょ。」


「…そんなことは…」


「怜菜…昔みたいにママっていってよ。何をそんな遠慮してるの?和樹、ずっと気にしてるのよ。」



「ママ…うっ…」


気持ち悪くなり、口元を抑える。

「…やっぱり……怜菜…ほらっすきなだけもどして…和樹、呼んでくるから。」



ママは、パパのところに、いく。



「ハァ…ハァ…ハァ…」


しばらくすると、ママが戻ってきた。


「怜菜…和樹、呼んできたから、帰ろ。」


「もう…大丈夫…」


ママ…と一緒に

トイレを出た。


「怜菜…悪かったな…4年前…」


「…もう…いいよ…ッ」



急に目眩を起こす。


「怜菜!!」


パパは、私のことを受け止める。