なにそれ…


大丈夫。

年上みたいだし。

関わることも無い。







「怜菜…」


「あっ…晴香」


いつの間にか入学式が終わっていた。


「大丈夫か?」


「うん。教室行くんだよね」


「おぉ」


晴香は、自分の教室に向かったので、私も向かった。




教室は、

もうグループが出来ていて、


取りあえず自分の席に座った。



「白鈴 怜菜ちゃん?」


「え?」


「怜菜ちゃんだよね。幼稚園一緒だった。」


幼稚園一緒?

話しかけてきた女の子を見る。

…あっ…見たことある。

でも、クラス違ったし。