私は家に着くと、



「あれっ・・・そういえば教科書もらってないよね。」



と独り言を言って、とりあえず筆記用具とノートを鞄に入れた。



そして少し化粧をなおして、急いで先生の家に行った。




ピンポーン



「はいは~い」



と言ってドアが開くと、



「いやいや、勝手に入れってゆったやん;」



と苦笑いしながらも、



「どうぞ。」



といって手招きした。