「そんで今日は何時頃帰ってきます?」



と真面目に聞いてきたので、



「わかりません」




と真面目に答えた。



「じゃあもう帰ろ。」



えぇ!?先生との楽しい時間が…




「なんで?」


何かいやなこと言ったかな。と心配しながら聞くと、



「いや、俺は綾ちゃん待つために早く行こうとしてたから。だから家におるから帰ってきたら、寄って?何時でもいいから。」




と笑顔を見せた。



そして大きなあくびもした。



私のためにありがとう。と心から思った。