私たちはまた同じ道を帰った。



私が何か考えているように見えたのか、先生は何も話してこなかった。



そしてすぐに塾についた。




さっきまで私がいた部屋は次の授業が始まっていた。



「あぁ忘れてた。横の部屋で待っててくれる?」



と指を指して微笑んだ。



私は黙って、うなずいた。