「ありがとうね…正吾。けど言わないでおくよ…自分で解決したいから。」



私がそういうと



「えっ!正吾って言った!?」




すごく嬉しそうな顔をした。



「えっ…。うん。」



「うわ~めっちゃ嬉しい!もっと呼んで!」




「えぇ~!なんかやだ~」



私が少し目を離した好きに抱き締められた。



「なんで…ほら言ってよ。」




耳元でささやかれた…




その声に胸がキュンとして締め付けられた。