「嘘付くなよ・・・。見たんだろ。」



そういって私の腕を引っ張った。



「見てたんだろ?だからあいつも倒れたんだろ?あいつが俺のこと好きなこともしってんだよ。全部知ってんだよ。」



私はその場から動くことが出来なかった。



「知ってるってことでいいんだよな?」




私は何も言わずに黙っていた。



すると先輩が近づいてきて、



「ちくったら・・・襲っちゃうよ・・・」



と耳元で呟いて先輩は去っていった。