「いっぱい悪いことしたんだ。そんでね、もう死んだ親父にお前の教育が悪い。とかいわれ続けたの。それで毎晩母親は泣いてた。そんな母親もウザくて、私も暴れたの。」



と私が話すと、少し涙が出そうになった。


そんな私を見て頭を撫でてくれた。



「荒れて、犯罪も犯して、何度も警察に連れてかれて、親父の会社に情報がいって、親父は自殺したんだ・・・・・。」



先生はうん。うん。と何度も頷いてくれた。



「親父が死んだって聞いた日、私は大笑いした。目の前では親父が死んでて、母親は泣いているのに・・・・。今思うと最低だよね・・・・」



「そんなことないよ。」



と言って抱きしめてくれた。



「だからね、申し訳ない気持ちが大きすぎて、まともに顔も見れなくて・・・つい反抗ばっかりしたくなって・・・・」