「ていうか、俺の聞きたいことの続きしてもいい?」



「あっ・・・そうだったね。いいよ。」



さっきまでの先生とは、別人のような先生が目の前にいた。



「言いにくいかもしれんけど、どうしてそんなにお母さんを嫌うんや?」



先生の綺麗な真剣な目を見て・・・



この人なら大丈夫か・・・と思った。



「あのさ・・・・・・・・私ヤンキーだったっていったじゃん?」


「うん。」


と言って私の手を握ってくれた。