「あのさぁ・・・いちよう理性保ってるんで、そういう不意打ちはちょっと・・・」



と言っていつもよりも甘い顔で私を見た。



先生のとろんっとした目は、私の胸をいつもよりドキドキさせた。



「なぁ・・・ちょっと一回俺を殴って。」



と言ってきた。



私はどうするか迷ったけど、先生の軽く両頬をつねった。



その先生の顔がとても可愛かった。



「つねったら痛いやん。」



と口を尖らせながら言った。



「でもありがとう。勉強しよか!」



と言って私の頭に触れた。