「それでは、本題にいこか。勉強って好きか?」


私は静かに首を振った。


「そらそうやな。
でもな勉強できるようになる手っ取り早い方法は、勉強をすきになることやで!?
学者が賢いのもそのためや。
わかる?」





「ちょっとだけ・・・。」



とわたしは答えた。



「ちょっとわかったら十分や!」



とまたニコッと笑って、頭をポンッと叩いた。



また少し胸が高鳴った。