「にーちゃんキオクソーシツかよ?」
「…。」
「とりあえず交番行きますか?」
交番まで案内しようとすると、腕を引っ張られた。
「…行きたくない。」
「は?」
「…警察は嫌だ。」
その人は俯いた。
警察が嫌…?なんで。
「いやいや言ってても仕方ないですよ!」
真広くんが引っ張って行こうとする。
「ちょっと待って真広くん。うちで一旦休憩してからこのお兄さん交番に連れていくから大丈夫だよ。」
「そうですか。」
俺はその人を家にあげた。
子どもたちはまた遊びに行ったらしい。
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