ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
この物語は完全にフィクションです。
今回、一番伝えたかったテーマは愛です。
メインは家族愛ですが、家族とは一体なんぞや?と考えたとき、血のつながりだけではないのだろうなと思いました。
私は幸せな家庭で育ったので、この物語に出てくる傷を負った子どもたちの気持ちは理解しきれません。
それでも強く笑って生きていこうとする子どもたちに共感していただけると嬉しいです。
子どもは子どもなりに必死に考えています。それを大人が無碍にしてしまってはいけないと改めて感じました。
親も親なりに必死に考えて、それが結果として間違いだったり子どもを傷つけてしまったりすることもありますが、そんな親の気持ちを汲み取ってあげられたらなあと思います。
この物語をかいていて、一番楽しかったのが花率いる、一年生ズです。
やつらが登場してくるだけでほっこりした気持ちになります。
『世界をあげる』から10年語の世界、今度は花を主人公にした話もかきたいなあと思います。
ここから先は、番外編として澪さんの物語が始まります。