利一さんは笑顔だった。

「良かった。泉に夢ができて。嬉しいよ。」

「利一さん、ありがとうございました。利一さんのおかげで俺はまた笑うことができました。利一さんがいてくれたから、楽しく過ごせました。」

「ありがとう。俺も泉のおかげで毎日楽しかった。泉に助けられることもいっぱいあったんよ。泉にはすごい力があると思う。強さも優しさも持っとる泉やから大丈夫。俺が保証する。自分のやりたいこと見つかって良かった。これから勉強とか大変やと思うけど頑張りよ。」

「はい。」

利一さんは俺の頭を撫でた。