『そうですよ。』

「え…?ん…?」

瑠璃は部屋の番号を確認するが、間違えてはいない。

するとドアが開いた。

出てきたのは瑠璃のお父さんではなく、女の人。

「誰?」

「いやいや。あなたたちが誰?どこから来たの?」

女の人もわけがわからない様子だ

「…パパは?」

「パパ?…ああ!もしかして瑠璃ちゃん?」

「なんで私の名前…」

「聞いたのよ。私、あなたのお父さんの恋人なの。」

「え…」

「今一緒に暮らしてるのよ。」

瑠璃は呆然とした。