一生懸命に何かを書き続ける彼の目の前に手をチラつかせてみると、ビックリしたように私を見る


少し合った彼の瞳は、透き通っていて綺麗に輝いていた




私が近くにあった公園を指さすと、不思議そうに指の先を見つめる


そして理解してくれたのか、満面の笑みで私を見た


その笑顔が心を温かくする


自然と私も微笑んでいた。


彼は私の腕を掴むと、グイッと引き、公園へと足を急がせる


どこかワクワクしたような顔をしながら