それでも、懸命に話しかけてくるから私はそっぽを向いた
すると、周りの奴が気が付いたのか、その子に話しかけ、私にあの視線を向けてくる
きっと、この子も可哀そうな差別の目で私を見るんだろう
けどその子は、何か言いたげに私を見下ろすと、タイミングよく入ってきた先生により、自分の席へと戻って行った
にしても、このクラスでは見たことない顔
転校生でも来たのかな?。朝、微妙に保健室登校したし
授業出たのも、今日は3時間目の美術だけだったし
私は、ノートを開き、黒板の文字を写していく
先生の声は聞こえないから、勉強は教科書とノートで頑張っている