これからずっと一緒にいよう。俺がずっとそばに居るから。
要くんの言葉が、頭の中でこだまする
救急車はどこかの病院で止まると、急いで要くんを治療室へと運んで行った
私はただ茫然と立ち尽くした。
頭から血だらけの要くんが離れない
数時間すると、要くんが運ばれたと思われる部屋から男の人が出てくる
不安そうなわたしを見て、その男の人は深く頭を下げた
あの時と一緒。
お母さんが死んじゃった時も、こうやって頭を下げる男の人たちがいた
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…