私は海を眺めながら、もう一度涙を流した

全てを要くんに話し、要くんを見ると彼も泣いていた


 凛は、1人じゃない。俺がいる。俺は凛の両親みたいにいなくなったりしない。約束するから...


彼はそう言ってくれたけど、私は顔を横に振った


 要くんは、大切な人だから。だから...


私はゆっくり立ち上がり、要くんから少し距離をとる


ごめんね。でも、絶対あなたもこれ以上私といたら疲れちゃう

1人になるのは嫌なの。だからせめて、思い出の中で...