この暑さだ。

たまに落ちそうになるアイスが溶けた部分を急いで舐めとる

一生懸命アイスをほおばっていると、お母さんが帰ってきた

すごく疲れた顔をしている

おばあちゃんを見ると、私を見て少し微笑んだ


お母さんが奥の部屋へ向かおうとするので、追いかけると、途中で後ろから腕を掴まれ、足を止められた

振り向くと、おばあちゃんが立っていて、ニッコリ笑うと


 お母さん、ちょっと休ませてあげて。


そう私に伝えると、私を掴んだ手に少し力を入れた