私は、依麻みたいに恋人じゃないから、誓いもない。 家族じゃないから血の繋がりもない。 永久みたいに、男同士の、一生の友情もない。 なら、私は…私の龍を好きだった何年もの月日を、どこにやればいいのか、わからない。 涙を、いくら流しても。 涙が、枯れてしまっても。 その想いが、枯れることもなくなることも、ない。