「本当、今日も暑いなー」
季節は6月、蒸し暑い中、私はとある大学に向かっていた。
私の名前は櫻木 澪(さくらぎ みお)
現在一浪してて浪人生。
元々は就職してたものの上手く行かず辞めた。
と言うものの、私の昔からの夢はスポーツインストラクターになりたくて、ここの大学はス
ポーツコースがあり私にはピッタリの大学であった。
元々は友達が通っててその影響でもある。
その大学に興味があって大学のオープンキャンパスにやってきた。
……ーーまだこの時は何も知らなかった。
……ーーーこれが君との出逢いになるなんてこの時の私は何も知らずにいた。
それにしても今日は雨上がりなのに、見事に快晴になっていた。
本当、晴れて良かったなぁ。
「足いったー、靴擦れヤバい……」
オープンキャンパスに向かう最中、高いウェッジソールを履いてて、若干足に痛みが走った。
こんな靴でくるんじゃなかった。
そんなこんなんで、いよいよ大学に着いた。
私は何故かドキドキしていた。
どんな人が居るんだろうや大学の雰囲気や学部など様々な所で気になっていた。
「ふぅー緊張する…でも楽しみ」
そう思いながら歩き出した。