“美香ちゃんっ!起きて?”


その声にあたしは重い瞼を開いた。


「あぁ~!よかった!!もう、美香ちゃん急に倒れちゃうし・・・・びっくりしたんだよ?・・・・・・・・」


横で百面相しながら、喋っている梨香ちゃん。


あの声は梨香ちゃん?って事はあたしは寝てたから・・・・・アレは夢?先生が死んだのも?


それなら、よかっ・・・・・・・


「でも・・・・・・・先生は一番酷いかもね・・・・・・・。みんな倒れちゃって大変だったもん!」


    
 
「あれ・・・・・・・・・夢じゃなかったんだ・・・・。」




「残念だけど・・・・・・・・・ね。」