あたしだって・・・・・本当はこんな事したくないょ・・・・?
だけど、それでもやっぱり、止めることは出来ない。
あたしは・・・・・・もう、戻れない。
1度人を殺してしまった。
いけないと分かっていても。それでも殺してしまった。
計画のことも忘れて・・・・・・
何かに取り憑かれたように・・・・・・・
カタッ
あたしは、床に倒れている死体・・・・優ちゃんを見て「ごめんね・・・・・。謝ってもだめだけどごめんね。」
小さな体からは、たくさんの血が床に広がっている。
そして、体からナイフを抜き彼女の携帯を手に持たせて、受信ボックスに死のメールに見せかけたものを作った。もちろん4日前に受信したことになっている。
そして、最後に再び体にナイフを振り下ろし溢れる涙を流しながら、何度も何度も刺した。
これで・・・・・・あたしのやることは終わった。
ガラガラガラッ ピシャンッ
向かうのは部室。
部室に向かう暗くて長い廊下。そんな中歩くあたし。この長い廊下はあたしの進む道を表しているようにも見えた。
あたしには、いつか光が現れるのか・・・・・・・