ピチチチチチ♪ チィーチッチ♪



あたしの部屋(寮)内は朝日が昇り明るく照らされている中に小鳥の鳴き声。



普通の人には何ともない気持ちの良い朝。



だけど、あたしには、小鳥の鳴き声が悪夢から救ってくれた。


  
そんな思いがある。



「はぁ~朝から嫌な夢見ちゃった・・・・。」と呟いて私服に着替える。



今日は学校が休み。ゆっくり出来る休みがあたしにとって、最悪の日になってしまった。


 
そもそも、あたしの日常が狂いだしたのは、心霊部に入ってから。



あんな変な依頼を調べるから。



あたしの日常が狂いっぱなし。



こんな最悪な人生。




どこかで、そう思ってしまう自分。



でも、これは事実。




「はぁ~っ」とため息をつくのが日課になってしまった。