確かに息子の言うとおりなのだ。



俺は、どうしたいのかなと考えた。



「う~ん。単純かな。賞は、取れないしこのPVは、それほどでもないけど高い文章力とオリジナリティのある人には、なれないな。

オリジナリティなら負けないかも知れないけど文章力が違い過ぎだな。」



「あのさ、あんたの悪いのは、負けとか勝ちじゃないのよ。
そのハングリー精神大事だけど、使う所が違うね。」



「何言ってんだ。なで肩ジャパンだって
勝たないと今の注目は、ないよ。

ねぇ大佐。」



「お父ちゃんも間違えてるよ。

なで肩ジャパンと比べる物じゃないよ。」



「そうかぁ沢田さんなんかなで肩ジャパンじゃなかったら」


「うるさい!それ以上言うと日本国民敵に回してしまうよ。」



外でバイクの音がした。



「マズイ!今日は彼女が来るんだよ。

頼むから大人しく可愛くしてくれよ。」