「朝食べたいのお前達だろう。
一日一食って言ってたから朝食べたらもういいんだな?」
「うう!まぁそうですけど出来たら三食きちんと食べないと身体に悪いじゃないですか?」
「何だよ。結局三食食べるんだろう。
俺は、貧乏なんだよ。
そこの棚にカップラーメンがあるからそれで我慢しておいてくれよ。
夜は、何か買って来るよ。」
「あ!照り焼きチキンバーガーとチーズバーガーとポテトのLとシェイクがいいなあ。
ねぇお父ちゃん。」
「馬鹿この方にそんな迷惑掛けてどうするんだ。
水を飲んで我慢しょう。
武士は食わねど切腹するって言うじゃないか。
いざとなれば男らしく自害しょうでは、ごさらぬか。
なぁ息子よ。」
わざとらしかったし、またもやかなり違う言葉に変えていた。
「この方って止めてくれよ。
俺は、谷本英男だよ。」