「こら!何勝手にマグカップ使って煙草吸ってんだよ。」
「あ!すいません。
煙草にコーヒーって合いますよね。
インスタントだけど。」
ちょっと目を離すと図々しい奴らだった。
僕は、急いで支度をすると工場に行こうとした。
「朝ごはん食べないんですか?身体に悪いですよ。」
門田さんが聞いてきたが、僕は、朝はコンビニでサンドイッチを買って工場の休憩室で食べる習慣だった為に首を振り言った。
「朝は、工場に着いて食べる。とりあえず今日は、家に居てよ。
勝手に出て行くならUFOで出て行ってよ。
その姿で出歩かないでよ。」
「朝は、ここで食べないんですか?」
門田さんが悲しげに言って来た。